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ニット 素材の違いとその特徴

皆さんこんにちは。ハミングスタッフのカワジです。

季節の変わり目で、洋服店でもすっかり秋冬ものに様変わりしていますね。

ニットが恋しくなる季節ももうすぐ。冬服の定番素材であるニットには、さまざまな種類があります。それぞれ特徴や性質に違いがありますので、冬ニットを選ぶときはデザインだけでなく、素材にも注目してみましょう。

ニット素材の種類

ニットの種類は複数ありますが、ここでは代表的な素材とその特徴をご紹介します。

ウール

ウールとは羊毛のことで、冬用ニットの基本素材。縮れた繊維が複雑に絡み合う構造になっているため、暖かい空気を含んで逃がさず、優れた保温性を備えています。吸湿性にも長けているため、汗をかいても快適な着心地をキープできます。

ただ、人によってはチクチクとした肌触りが気になることも。

カシミヤ

カシミヤ山羊の産毛。産毛なので採れる量が少なく、ニットにおける最高級素材といえます。軽さと温かさを兼ね備えていて、着心地は抜群の素材です。

とても柔らかく肌触りのよい素材で、ウールのチクチク感が苦手な人でもカシミヤならその心配はないでしょう。

最近は安価で手に入るカシミヤも増えているものの、基本的には高価。耐久性が低いというデメリットも。

アンゴラ

アンゴラうさぎの毛。アンゴラの毛はとても細くて中が空洞になっているので、軽いのも特徴の一つです。ふわふわでやわらかい風合いですが、毛羽立ちが出来やすく、傷みやすいのがデメリットです。
デリケートすぎるため、ウールや化学繊維などと混紡されるのが一般的です。

モヘア

アンゴラうさぎの毛はアンゴラと呼ばれますが、アンゴラ山羊の毛はモヘアと呼ばれます。ふわふわとした表情豊かな表面感が特徴。シルクをしのぐ光沢としなやかさ、さらには軽さも持ち合わせています。ボリュームがあるのに楽に着こなせるところが魅力です。
デリケートな素材ゆえに毛が抜けやすく、その風合を保つのは難しいというデメリットも。

コットン

植物性繊維ならではのなめらかな肌触りが特徴で、ニット特有のチクチク感がなく、敏感肌の方でも安心して着こなせます。サマーニットや薄手のニットなど、冬以外の季節にも活躍する素材ですが、冬ニットにも使われています。
ただし、冬ニットに使われる素材の中では保温性が低く、暖かさはやや劣ります。

アクリル

合成樹脂を原料とした化学繊維です。合成繊維にはポリエステルやナイロンなど複数の種類がありますが、そのなかでもアクリルは、ウールによく似た見た目と高い保温性を兼ね備えた素材として知られています。ウールよりもはるかに安価で、保温性も高く、肌触りも悪くないので、普段使いしやすいニットといえるでしょう。

ですが、静電気が起こりやすく、毛玉ができやすいという難点もあります。

ニットを選ぶ時のポイント

それぞれの素材に、それぞれの特徴がありますので、選ぶときは何を重視するのかを明確にして選ぶようにするといいでしょう。

暖かさ重視さん➡ウールやカシミア

どちらも保温性が非常に高く、暖かさを長時間キープしてくれるので、防寒対策にぴったりです。軽さや光沢感も重視したいときは、上質なカシミヤを選びましょう。

風合いやボリューム重視さん➡モヘア

1枚でも存在感を出したいときは、ほどよいボリュームとウォーム感を兼ね備えたモヘヤのニットがおすすめです。
シルクのような光沢と柔らかな手触りが上品で、毛足が長いため、見た目がふんわりしていて、暖かみのある柔らかい印象を与えることができます。

肌触り重視さん➡コットン

ニット特有のチクチク感が気になる方は、コットン素材のニットがおすすめ。肌触りが非常になめらかで、地肌に触れても不快感を感じにくいので、敏感肌の方もストレスなく着こなせます。

コスパ重視さん➡アクリル

ウールによく似た見た目と高い保温性を兼ね備えた素材なのに、ウールよりかなりお値打ち価格で手に入ります。かつ耐久性にも優れています。

家庭で洗えるニット素材は?

ニットは家で洗うと、縮んだり型が崩れたりしそうで心配だという方も多いかと思いますが、洗濯表示を確認して、水洗い不可のマークがなければ、基本、家で洗うことができます。
このマークがなければ洗えます

素材別でいえば、アクリル、コットン素材は安心して洗えます。
ウールもご家庭での洗濯は可能ですが、いくつか注意が必要です。手順を間違うと、縮んだり型崩れを起こしてしまうので、心配な方はクリーニングに出す方がいいでしょう。
カシミヤや、アンゴラ、モヘア素材はとてもデリケートなので、ご家庭では洗わず、クリーニング店にお願いしましょう。風合いを保ち長持ちさせるために、デラックス仕上げがあれば利用するのがおすすめです。

詳しくは、洗濯表示をしっかり確認して、それに従うようにしましょう。

まとめ

ニットにもいろんな素材があり、いろんな特徴がありましたね。糸の太さや編み方によってもいろんな違いがあります。この冬は、そんなことも気にしながらニットを楽しんでみるのもいいですね。

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