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合成皮革を楽しむために

皆さんこんにちは。ハミングスタッフのカワジです。

皆さんは合成皮革(通称 合皮)の洋服はお持ちですか?

本革に比べてかなり安価でお手軽に手に入れることができるので、ファッションにも取り入れやすいですよね。

合成皮革は洋服だけでなく、靴やカバン、家具など様々な用途に使われています。

ですがこの合成皮革、それほど長持ちしないのです。

合成皮革の種類

合成皮革には二種類あります。

同じように見えて少し特徴が違います。

PVCレザーPUレザー
使用素材塩化ビニル樹脂ポリウレタン樹脂
特徴・表面がつるつるしている
・耐久性が高い     
・汚れに強い      
・機能性が高い     
・PUレザーより安価   
・柔らかくしなやか
・本革に近い
・弾力性・柔軟性が高い
・通気性がよく撥水性が高い
・経年劣化しにくい
弱点・表面がひび割れしやすい加水分解によりベタベタになりやすい

合成皮革のトラブル

合成皮革を長く使っていると、様々なトラブルが起こります。主な例がこちらです。

・カビ
・黄ばみ・変色
・ベタつき
・はがれやひび割れ
・傷がつく

合皮には”ポリウレタンコーティング”が施されていますが、これが「経年劣化」という現象を起こします。。合成皮革特有の現象に『加水分解』というものがあり、空気中の水分と反応して少しずつ表面のひび割れが進み、コーティングが剝がれていくのです。

合成皮革製品は大切に使っていても、経年劣化を避けることはできません。また、この現象はPUレザーで起こりやすいといわれています。

合成皮革のお手入れ方法

経年劣化は避けることはできませんが、少しでも長もちさせたいですよね。

合成皮革は水で洗えないものがほとんどです。毎回クリーニングに出せない時のお手入れ方法を紹介します。

汚れたら中性洗剤でパッティング

合成皮革は水で洗えないものがほとんどです。毎回クリーニングに出せない場合、汚れが付いた時はおしゃれ着用中性洗剤を溶かしたぬるま湯に布を浸し、汚れた部分を軽くパッティングします。この時こすらないように注意しましょう。その後、乾いた布でパッティングし、形を整えて陰干しします。

汗や水分、油分を極力付着させないようにする

着ていると、まったく汗や油分を付着させないことはできませんが、付着した時はできるだけすぐに乾いた布で拭き取るようにしましょう。

レザークリームやレザーオイル・クリームを使用する

レザークリームを使用することで、合皮の表面を傷める事なく、汚れのみを取り除くことができます。また、レザーオイルやクリームを使うことで、ツヤ出しや防水機能がアップします。

合成皮革にNGな事

次に、合成皮革にやってはいけない事を紹介します。これらを避けて、できるだけ長く合成皮革製品を楽しみましょう。

汚れた状態で放置する

汚れを放置しておくと、カビや雑菌が発生します。すると表面にカビが繁殖したり、においが付きやすくなります。

直射日光にあてる

直射日光に当てると、日焼けが発生し、変色が起きます。

高温の場所に保管する・乾燥機を使用する

高温による表面劣化や、変形の可能性があります。

ほかの素材と密着させる

ほかの素材と一緒に合皮をおいておくと、素材によっては色移りする可能性があります。


少し取り扱いに注意が必要な合成皮革ですが、独特の雰囲気がある素材ですので、きちんとお手入れしながらうまくファッションに取り入れて楽しめたらいいですね♪

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